【ベトナム移住】日本とベトナムの干支について知ろう!

 
みなさん、こんにちは。 べにかぷのマサヒロ(@JpPicnic)です。
 
新しい年を迎えると、気持ちも一新されて気持ちいいですよね。
日本だと、今年は何年だろう?とか、
年男や年女だよ。
なんて話題がありますよね。
では、ベトナムにも、干支はあるのでしょうか?
 
結論から言いますと、ベトナムにも干支はあります。
 
中国が起源となっていて、隣接するアジアの国には、
同じような風習があります。
では、日本とベトナムの十二支は同じなのか?
 
答えは、違います。
正確に言いますと、異なる年があります。
 
新年の話題作りにはもってこいなので、
詳しく見ていきましょう。

干支とは?

12年周期を表す中国の伝統的な暦法です。 また、ウィキペディアでは以下のようになっている。
 
📖
干支について
十干は甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸の10種類からなり、
十二支は子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥 の12種類からなっており、これらを合わせて干支と呼ぶ”
 

十干について

古代中国から日本に伝わったもので、暦の表示に使われた。
各言語の読み方は、以下のようになっている。
十干日本語 _音読み日本語 _訓読み中国語ベトナム語
コウきのえjiǎ(ジャー)giáp(ザップ)
オツきのとyǐ(イー)ất(アット)
ヘイひのえbǐng(ビン)bính(ビン)
テイひのとdīng(ディン)đinh(ディン)
つちのえwù(ウー)mậu(マウ)
つちのとjǐ(ヂィー)kỷ(キー )
コウかのえgēng(ガァン)canh(カイン)
シンかのとxīn(シィン)tân(タン)
ジンみずのえrén(レェン)nhâm(ニャム)
みずのとguǐ(グゥイ)quý(クィー)

十二支について

12の動物が設定された理由については、諸説あるが詳細は不明です。
各言語の読み方は、次のようになっています。
十二支日本語 _音読み日本語 _訓読み中国語ベトナム語
チュウうしchǒusửu
インとらyíndần
ボウmǎomẹo
シンたつchénthìn
tỵ
うまngọ
ひつじwèimùi
シンさるshēnthân
ユウとりyǒudậu
ジュツいぬtuất
ガイhàihợi
 

国ごとの十二支の違い

そして、各国の十二支はこのようになります。
十二支日本中国ベトナム
ネズミネズミネズミ
ウシウシスイギュウ
トラトラトラ
ウサギウサギネコ
リュウリュウリュウ
ヘビヘビヘビ
ウマウマウマ
ヒツジヒツジヤギ
サルサルサル
ニワトリニワトリニワトリ
イヌイヌイヌ
イノシシブタ※1ブタ
※1:中国語では、”猪”は”ブタ”を意味する。

日本とベトナムの違い

先ほどの”国ごとの十二支の違い”から、4種類の動物が違います。
その理由について、少し触れてみたいと思います。

丑年(ウシ)

日本では「牛」、ベトナムでは「水牛」になります
ベトナムは、農村地帯が多くを占めていたので、
荷物の運搬、田畑を耕すなど身近な存在でした。
このため、牛ではなくて水牛に置き換わったと言われています。

卯年(ウ)

日本では「うさぎ」、ベトナムでは「になります
卯は、中国語では「mǎo」(マオ)、
ベトナム語では 「mẹo」(メオ)となっています。
ベトナム語の”メオ”は「mẹo」、日本語では「猫」になります。
 
発音が似ている事と身近な存在であったので、
猫となったと言われています。

未年(ヒツジ)

日本では「羊」、ベトナムでは「ヤギ(山羊)になります
ベトナムは山岳地帯が多いため、羊よりもヤギの方が身近な存在でした。
ベトナム人は、ヤギ料理も大好きですしね。
お酒のお供に、最高です。

亥年(イ)

日本では「イノシシ」、ベトナムでは「ブタになります
こちらは、中国と同じく豚となっています。
日本では、漢字のままとらえたのでイノシシとなりました。
彼女がブタ年なのですが、ブタの場合も猪突猛進はあるのでしょうか?
 

まとめ

国変われば、文化も違う。
海外旅行や生活をすると、こういう話が楽しいですよね。
コミュケーションのきっかけにもなりますしね。
 
また色々な文化や歴史に触れていきましょう。
身近に感じますよ。
 
では、またどこかで。