【ベトナム赴任】日本とは違う!?残業して欲しい時のお願いの仕方

今回は、ベトナムにおける残業の考え方についてです。
日本で長く働いてから海外に行くと、難しいことも多いです。
私は、10年ほど日本で働いてから、海外で仕事をするようになりました。
その時に考え方のズレで、苦労した記憶があります。
そんな方の気持ちが、少しでも軽くなればと思います。
今回は主に、ベトナムに赴任した時の例になります。
今回の内容
- ベトナム人の仕事に対する考え方
- 日本人との違い
- 残業をお願いしたい時
こんな内容で進めていきます。
この記事を書いた私は、会社の要請で2年間ほど中国で仕事をし、
その後3年ほどベトナムで仕事をしました。
◎目次
ベトナム人の仕事時間の考え方
ベトナム人は、基本的にチャイムと同時に帰ります。

仕事時間が終わると、すぐに帰宅します。
日本人が「定時帰り」というと、どんなイメージでしょうか。おそらく、
- チャイムが鳴る
- 机や身の回りの整理
- 打刻
- 帰る
早くても、チャイムから5~10分後に帰るイメージでしょうか。
では、ベトナムではどうだったでしょうか。
- 机や身の回りの整理
- チャイムが鳴る
- 打刻
- 帰る
ん?あまり変わらないような。
言葉ではそう感じますが、実際はチャイムが鳴ると同時に、
打刻そして、流れるように帰宅。
なので、5分後には誰もいなくなります。
はじめて見ると、爽快感すら覚えます。
これに慣れてしまうと、逆に日本の残業が異常に感じるくらいです。
これは、なぜか。
ベトナム人は、家族との時間を何より大切にするからです。
仕事はあくまでも、お金をもらうための手段。
1番は家族なのです。
日本人との違い
日本人は、ある意味従順なので、
残業が必要な場合は自分を犠牲にしても実行します。
それに対しベトナム人は、独身か既婚かでも大きく変わります。
独身の場合、お金が欲しいので多少の残業は、喜んでやってくれます。
しかし、既婚者はほとんどの場合、残業はしてくれません。
子供と過ごす時間は、大事ですからね。
では、現地に赴任した日本人は残業しないのか?
それはありません。日本人は、どこに行っても日本人です。
やっぱり、残業はします。

限界があるので人手が必要な時は、仲間に残業をお願いしましょう。
残業をお願いしたい時

100%残業してくれないわけでは、ありません。
私たちの会社での方法を、一例としてお話しします。
残業が必要な場合は、「なるべく早めに伝える」です。
皆さん予定があるので、これはかなり大事です。
遅くとも午後3時ごろまでに確認できると、いいと思います。
そして、定時後は食事を用意する。
ベトナム人は、ご飯の時間も大切な時間です。
ご飯を準備して、コミュニケーションをとると、
残業を頑張ってくれることが多かったです。
また、ベトナムの行事を知っておくのも大事です。
重要な行事、女性の日や中秋節などは、残業を避けなければなりません。
祝祭日や行事については、別でお話ししますね。
さて、最近では、日本に来ているベトナム人も多くなりましたね。
彼らは、ほとんどが独身であり、国の親御さんに送金するためにがんばります。
ただ、それを逆手に取り、強要してはいけません。
彼らの習慣や行事を知り、適切に接してあげてくださいね。
最後に、コミュニケーションが一番大事です。
コマめに不安を取り除いてあげてくださいね。
では、楽しいベトナムライフを!
ではまた!